浮島 石板による防風柵が見られる安芸灘の小島

山口県
周防大島町
浮島
江ノ浦
樽見





交通
周防大島日前港より定期船






浮島




2016.07.18
屋代島中央部の北約5km、瀬戸内海国立公園に指定された島。江ノ浦、樽見、楽ノ江の3集落がある。北にある無人島・頭島とは昭和40年に農道橋で結ばれている。中世末期に水軍宇賀島衆の根拠地で、弘治元年(1555)厳島合戦には陶晴賢軍にくみして毛利氏側の村上水軍と戦い、全滅して無人島となったという。その後、天和元年(1681)に開拓が始められた。明治・大正期には出稼ぎg盛んになり、ハワイへの移民を輩出している。現在、主な産業は農漁業。南北に平地丘陵が開け、ミカンが栽培されている。漁業は、イワシ網、タチウオ釣り、底引き網などが盛んで、特に天日干しのイリコが味・品質とも天下一品と評判である。また近年、フグも養殖されるなど、まさに魚の宝庫の島である。(「シマダス」参考)
集落は主に島の南側の江ノ浦と北側の樽見の二ヶ所。石垣や石板の防風柵が見られる。

浮島にわたる周防大島の日前港(上)

浮島樽見港(左)
浮島樽見の町並み
家の庭の前に石板による防風柵がある
浮島樽見の町並み
浮島樽見の町並み
石垣の上に石板が並べられている。何に使われているのだろうか。
浮島樽見の町並み
浮島樽見の町並み
浮島樽見の町並み
石板を自立させた防風柵
浮島樽見の町並み
石板を自立させた防風柵
樽見と江ノ浦との間にある楽ノ浦の水田
浮島江ノ浦の町並み
浮島江ノ浦の町並み

浮島江ノ浦の町並み
参考資料 リンク
周防大島町

参考文献