大津島 日本海軍の訓練施設があった石垣の島里

山口県
周南市
大津島
馬島





交通
徳山港より定期船






大津島




2016.07.16
徳山市の南西約10kmの沖合にある細長い丘陵状の島。波静かな天然の良港徳山湾の西を縁取り、一部は瀬戸内海国立公園に指定されている。かつては二つの島だったが、400年ほど前に砂洲でつながった。南側の馬島には、中世末期に大内氏の馬校があったと伝えられている。ほとんどが山地で、7つの集落が点在する。基幹産業は近海を漁場とする水産業だが、良質な御影石を産出することから採石業も営まれている。古くは大阪城築城の際に石垣材として大阪に運ばれた歴史もあり、今もその残石がある。また、太平洋戦争末期の特攻兵器・人間魚雷「天回」の発射訓練基地跡、記念館があり、今なお慰霊に訪れる人も多い。(「シマダス」参考)
大津島馬島の町並み
石が採れる島らしく石垣が随所で見られる
大津島馬島の町並み
漁港は潮の干満が大きい瀬戸内らしく護岸が高い。
大津島馬島の町並み
大津島馬島の町並み
大津島馬島の町並み
斜面を上る縦道を入っていく。

大津島馬島の町並み

瓦屋根、板壁、石垣の組み合わせが大津島の景観的特徴

大津島馬島の町並み
大津島馬島の回天記念館
大津島馬島
回天発射訓練施設跡(下)へ向かうトンネル(左)
参考資料 リンク
周南市

参考文献