伏木 小矢部川西岸に形成された近代レトロの港町

富山県
高岡市
伏木中央町
伏木港町
伏木錦町





交通

JR氷見線伏木駅下車徒歩





伏木





愛知県
shurinさん

2006.05.06


2009.08.08
伏木は、富山湾に注ぐ小矢部川河口西岸に形成された町。二上山東麓に越中国府がおかれた。1584年(天正12)勝興寺の移建による門前町で、江戸時代は港町として栄えた。近代では、富山高岡工業地域を控え、石炭、木材、塩、コークス、鉱石、綿花、セメントを陸揚げし、金属、化学、紙、パルプ工場が発達した。
市街地は港のある低地に物販・飲食・事務所・歓楽街があり、丘の上には住宅地や寺院があるといった構成である。
高岡市伏木北前船資料館(旧秋元家住宅)や寄棟で下見板張の洋風建築の旧伏木測候所など、内部公開をしている建物や商工会議所伏木支所、また重要文化財・勝興寺など、建築単体が立派なものが多いのが特徴。看板建築風の建物もちらほらあり、近代レトロ建物を探す楽しさがある町である。
(画像コメント:愛知県shurinさん提供含む)
商工会議所伏木支所(上)

近代洋風建築が数軒並んでいる、港へつながる往時の目抜き通り(左下、左)

商工会議所の前の松岡旅館(下)
 
目抜き通りから入ると裏町
バーが何軒があり色街の面影か。
 
(同上)

港近くの倉(左)
伏木錦町の町並み(上)

伏木古国府町の町並み(左上、上)
丘の北側、伏木東一宮の町並み
伏木錦町の棚田家(登録有形文化財)(左)

丘上に建つ旧秋元家住宅は明治時代に北前船の廻船問屋を勤めていた。(下)
屋根の上に港の船の出入りを監視するための望楼。(下)

旧秋元家(左)

望楼からは街が一望(上)
丘の上はお屋敷街。かつての廻船問屋の建物が旧秋元家以外にも見られる。
参考資料 リンク
高岡市

参考文献