大門 銅板看板建築と軸組を表した切妻妻入の町並み

富山県
射水市
大門
二口





交通
JR北陸本線越中大門駅下車徒歩






大門


二口





2013.11.01



富山平野、庄川の右岸にある大門は、北国街道の宿場町であり、庄川の渡河地として栄えた。江戸時代、北国街道のルートは幾度も変更されたようだが、最終版は大門を通ったそうである。詳しい街道史との関係はここでは記さないが、大門の古い町並みは二ヶ所にみられる。一つは、北陸本線越中大門駅を出て西へまっすぐ進んだ庄川の手前のエリア。地名も大門であり、中心市街である。銅板看板建築がやたら多く連続する様は圧巻だ。そして、もう一カ所がその中心市街から南に進んだ二口というエリア。かつて熊野往来と呼ばれた旧道沿いだそうだが、妻面に軸組を表した切妻妻入の古民家が並ぶ町並みもまた圧巻である。後者の方が古いことは想像できるが、離れた場所に二つの対照的な歴史的町並みが見られる点が面白い。ちなみに、大門の一角には旧遊郭の面影も残っている。
大門の銅板看板建築群の町並み
大門の銅板看板建築群の町並み

大門の町並みと庄川

二口の町並み
妻面に軸組を表す切妻妻入りの古民家が多い、二口の町並み
二口の町並み
二口の町並み
二口の町並み
二口の町並み
参考資料 リンク
射水市

参考文献