根岸下谷 江戸から明治にかけて発展した商業住宅地

東京都
台東区
根岸3
下谷2




交通
JR山手線鶯谷駅下車徒歩





根岸



下谷




2001.01.09
2008.02.16
2009.07.05
 金杉通り( 旧奥州裏街道)に沿って江戸から明治にかけて発展した地区で、正岡子規をはじめ文人や画人なども多く住む「呉竹の根岸の里」とも呼ばれていた。
 金杉通り沿いには、明治から昭和初期に建てられた町家が多く残っている。金杉通りの北側にほぼ並行する通りは、大正10年に三業地の許可が下った遊里だったところで、大正15年には、芸妓置屋40軒、芸妓139人、待合30軒があった。それらしき家屋が数軒見られる。
根岸3丁目の古い住宅街。戦災を免れた洋館が残っている。(上)
2001.01.09

根岸3丁目の町並み。
2001.01.09
金杉通りに平行した一本北西側のうぐいす通り。旧遊郭だったあたりにはそれらしき建物が残っていた。
2008.02.16
根岸3丁目の旧遊郭エリアに見かけた建物。
2008.02.16
鴬谷駅周辺のラブホテル街は根岸の旧遊郭の外廓にあたるエリア。かつての連れ込み旅館の建物が残っていた。他は現代的なラブホ建築。
2009.07.05
 

金杉通りの町並み
蔵造りや塗籠造りの町家が残る。
2001.01.09

2001.01.09

金杉通りの看板建築(上)
2001.01.09

下谷2丁目の町並み。(左上)
2001.01.09

下谷2丁目にある戦前のアパート。マンサート屋根の木造3階建。(左)
2001.01.09
参考資料 リンク
台東区

参考文献

『日本の建築 東京』 日本建築学会
『赤線跡を歩く2』 木村聡 自由国民社