糀谷 町工場と木密住宅地と戦後系長屋看板建築

東京都
大田区
荻中
西糀谷





交通
京浜急行糀谷駅下車






糀谷商店街


西糀谷





2017.11.25



京急空港線、1902年(明治35年)京浜電気鉄道の穴森線として開業し、大森と穴森(現在の羽田空港ができる前に存在していた村で現在の穴守稲荷の場所とは異なる)との間で運行を始めた。糀谷は低地の農村であったが、鉄道の開業と共に宅地化、工業地化が進み、駅前には商店街が形成された。また、エリアは戦災を受けていることもあり、現在の町並みは、駅前エリアは戦前からの街区、その周辺は農村の畦道などの線形の上に宅地化が急速に進んだものと思われる。
糀谷駅から南へ延びる糀谷商店街や東西に形成された荻中通り商店街は、前者が戦前から、後者が戦後からできた商店街で、特に荻中通り商店街の大規模な戦後系の長屋看板建築の町並みが見事である。一方、西糀谷は、品川区大田区の低地で見られる、農村からの急速に宅地化した木密地域が残っている。
糀谷商店街
糀谷商店街
商店街は戦前からあったが建物は戦後
糀谷商店街
荻中通り商店街
戦後形成されたと思われる町並み。長屋の看板建築が見事。
荻中通り商店街
荻中通り商店街
荻中通り商店街
荻中通り商店街
糀谷駅北口の商店街
西糀谷の町並み

西糀谷の木密地域
西糀谷の木密地域
参考資料 リンク
大田区

参考文献