十条仲原 関東大震災後に急速に市街化した密集住宅地

東京都
北区
十条仲原1,2,3
上十条2





交通
JR埼京線十条駅下車






十条仲原





2011.04.24
2016.10.15
北区の王子から赤羽にかけて、京浜東北線・東北本線の西側は武蔵野台地の先端部にあたる。江戸時代は江戸郊外の農村で、旧日光御成街道が通り、街道を中心に集落が形成されていた。関東大震災や太平洋戦争後に、震災や戦災の被害が少なかったことから被災地からの移住が進み、急速に市街化した。そのため、細い路地や入り組んだ道がそのまま残り、密集住宅地が形成された。
JR埼京線の西側は、上十条から十条仲町にかけて、実に家々が建てこんだ住宅地が形成されている。各家への接道は私道ばかりであり、舗装されていないような道もまだ残っている。そして、駅を中心に商店街が発達、東京の中でも独特の魅力を放っている。なお、十条仲町の北端は、稲付川の谷に落ち込む崖線となっている。

十条銀座商店街のアーケード(上、左上)
十条駅入口交差点にあった古い町家(左下)
十条駅入口からの町並み
裏町は夜の飲食店街
十条西通り
脇に抜ける路地が建物を貫通していた
十条西通り
所々に門を構えた大きな屋敷がある
農村時代からの地主の家なのか

十条仲町1丁目の町並み 
富士見銀座の町並み
富士見銀座の町並み
十条仲町3丁目の町並み
この辺りの密集度はすごい(上)

十条仲町3,4丁目の町並み
戦前の洋間付住宅が見られる。

 
参考資料 リンク
北区

参考文献