一之江 江戸時代に開墾された新田の面影を残す街

東京都
江戸川区
春江2





交通
都営新宿線瑞江駅下車






一之江




2014.08.12

江戸時代初頭、大坂の陣の豊臣家の残党と言われる田島図書が東一之江村の東に入り、新田を開墾した。そして、田島家は江戸時代を通じて一之江新田の名主を勤めた。その屋敷は、周囲に濠をめぐらし、屋敷林、屋敷畑、庭園などを備えたもので、現存する主屋は安永年間(1772-1780)に再建されたものである。周囲は、都営新宿線の開通後急速に宅地開発が進んでいるものの、かつての農村を想像させてくれる大きな屋敷がいくつも見られる。

一之江名主屋敷として一般公開されている旧田島家。
主屋は、前面に土間部分が突き出した前方角家の形態であり、土間部分は外周以外を一本の大黒柱が支えている。
旧一之江新田の町並み
旧一之江新田の町並み
旧一之江新田の町並み
旧一之江新田の町並み
旧一之江新田の町並み
参考資料 リンク
江戸川区

参考文献