日比谷 日比谷公園を前にした歴史ある職・遊融合の街

東京都
千代田区
有楽町1
内幸町1



交通

JR有楽町駅、新橋駅、地下鉄日比谷駅、内幸町駅
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日比谷




2003.09.27

昭和4年竣工の三信ビル
 
古くは「日比谷の入り江」と呼ばれた海。江戸城と城下町建設によって埋め立てられた日比谷は、丸の内や霞ヶ関と同様、大名の上屋敷並ぶ外堀の内側であった。近代になって官庁集中計画の中で一時は東京中央駅が計画されたが、駅は丸の内になった。現在の大和生命ビルの場所に鹿鳴館があり、その後帝国ホテル、日生劇場、宝塚劇場、映画館などが建ち、日比谷は東京都心部の代表的な娯楽街となった。また、日比谷は丸の内の延長的な場所として業務ビルも多く、旧第一銀行本店、ダイビル、三信ビルなどがある。日比谷公園は日本最初の様式公園として明治36年に開設し、園内には日比谷公会堂や日比谷図書館、野外音楽堂などがあり、業務地区の中の憩いの場になっている。
日比谷は、豊かな緑の日比谷公園を前にした職・遊が融合した「昭和歌謡」が似合う街である。
日比谷公園
平日は丸の内・日比谷・新橋・霞ヶ関で働くビジネスマンの憩いの場、休日はいろんなイベントが催される都民の憩いの場。

日比谷公園内に建つ日比谷公会堂
昭和4年。
当時の東京市長後藤新平の発案と安田財閥の寄付によって完成した。東京市政調査会の使用する市政会館と公会堂の合築ビル。コンペによって建築家佐藤功一が選ばれた。
都立日比谷図書館
三角形の平面をもつ
帝国ホテル
Fライト設計の旧帝国ホテルは2代目。現在は3代目のインペリアル・ホテルである。
日本生命日比谷ビル+日生劇場
オフィスビルと劇場のコンプレックスビル。村野・森建築事務所の代表作。後ろの東京宝塚劇場は近年建て替えられた。
日比谷交差点に建つ朝日生命ビル。
交差点に面してえぐれた外観が特徴のタワー。
参考資料 リンク
千代田区

参考文献