麻布台 かつての麻布六本木を知る再開発前夜の町並み

東京都
港区
麻布台1





交通
地下鉄南北線六本木1丁目下車徒歩






麻布台




2007.08.13
六本木虎ノ門は森ビルが精力的に再開発を進めているエリアで、どんどん都市の風景が変化している。アークヒルズ、六本木ヒルズも大きな屋敷地を束ねながら周辺の細街区を取り込んでバサッと地形を変えるほどの再開発を行っている。したがって、かつての住宅地としての六本木を知ることのできる場所は限られてきた。
麻布台1丁目は、アークヒルズ(森ビル)や泉ガーデン(住友)が建つ丘と飯倉の丘にはさまれた谷で、細かい敷地の戸建て住宅や集合住宅が密集している。現在(2007年)街を歩くと所々に再開発の看板が目に付き、建物は空家が多い。アークヒルズや六本木ヒルズもかつてはこういう街だった。
新しい街づくりの方針は「VERTICAL GARDEN CITY〜垂直の庭園都市〜』という。
森タワーから見下ろした麻布台1丁目界隈。右上の黒い大きな屋根が霊友会本部。その手前にある黄土色の建物は旧逓信省貯金局(昭和6)。(上)

丘の上から麻布台の谷を見下ろす。対岸の丘は飯倉(左)

六本木1丁目の丘から麻布台の谷に降りていく坂道。このあたりの風景は東京に残されている貴重な原風景。(上、左、左下)
崖線下の路地。屋敷を盛り土し大谷石の石垣が続くのは、東京山の手の風景である。谷側にあたる右手は細街区である。
丘の上には大型マンションやビルが建つ。

谷底の町。都心部にもまだ砂利道が残ってる。
参考資料 リンク
港区
虎ノ門麻布台地区再開発

参考文献