壬生
小金井
日光西街道 干瓢畑に囲まれた素朴な街道町

栃木県
壬生町
通町

下野市
小金井




交通

東武宇都宮線
壬生駅下車

JR東北本線小金井駅下車




壬生


小金井





2004.09.20
2015.01.02

 
壬生町は宇都宮の南に位置し、思川支流の黒川下流域の台地を占める農業の町である。中心である壬生は、旧城下町で、日光西街道の宿場、市場、黒川の河港として発達した。
町のメインストリートは南北に通っており、丁度中間部に桝形があり、壬生駅前通りと接続する。明治前期の地形図を見ると、旧市街はこの桝形の南北に発達していたことがわかるが、北側(宇都宮側)に城跡もあり中心市街地であったことが伺える。現に町を訪れてみると商店街は桝形の北側で、南側はこの地方の街道町でよく見かける平家の妻面を並べた町並みだ。
街道沿いの商店街には平入りの町家が点在するが連続した町並みにはなっていない。しかし、景観整備が進められていて、電柱の地中化や歩道ペイブメントの、街灯の整備がなされ、広い道幅もあいまって歩いていて気持ちの良い通りではある。街灯には「蘭学通り」というバナーがつけられていた。
また、壬生はおもちゃ工場団地があり、「おもちゃ博物館」がある。

下野市小金井は、旧日光街道小金井宿のあった街。今ではわずか2棟の店蔵が残っているが、地震の影響か崩れかけている。
日光西街道(蘭学通り)の町家

平入りで2階部分を漆喰で塗り込んでいる建物が多い。
店蔵もあるが、派手系の蔵造りは見られなかった。
いくつ物店舗が入居している長屋。実はこの建物、大きな敷地を持つ屋敷の門を兼ね備えている。
城跡の方へ抜ける道との交差点。蘭学通りを正面にして奥行きの長い商家があった。迎えに足利銀行があったので、ここがかつての中心付近と思われる。
黒い町家に黄色い品札が印象的だった三村屋履物店。

中心部にあるお寺。表門の彫物が栃木県らしい。


日光西街道沿いの町並み中心部から旧城跡へ向う通り。角に洋館を配したお屋敷。
旧日光街道小金井宿の町並み
(上、左)
参考資料 リンク
壬生町
下野市

参考文献