小川島 江戸中期から戦後まで捕鯨基地としてで栄えた島

長崎県
唐津市
呼子町
小川島





交通
呼子港より渡船






小川島





2016.12.24


呼子港から6.5kmの玄界灘に浮かぶ1㎢に満たない小さな漁業の島。古くから朝鮮半島との交通の要衝としてしられた。また江戸末期には平戸諸島生月島、五島列島中通島有川とともに国内近海捕鯨の三大基地と並び称され、「鯨見張所」「鯨鯢(げいげい)供養塔」などの貴重な歴史遺産が往時をしのばせている。冬期はしけが続いて航路の欠航もしばしばみられるが、対馬暖流の影響を受ける無霜地帯で比較的温暖な島だ。産業は小型漁船によるイカの一本釣漁業が中心。近年遊休農地の見直しで、都市との交流を図る滞在型の体験農園施設が完成し、島の特性を生かした地域づくりが展開されている。(「シマダス」参照)
地形は比較的平坦で、漁村にしてはゆったりした屋敷構えの家が多い。戦後まで近海捕鯨をしていたということもあり、大きな家が多い印象である。住民も多いが、過疎化の進行は否めない。
小川島の町並み
漁港近くの新しい家。島にしては比較的立派な民家の印象。

小川島の町並み
小川島田島神社の左側の道が目抜き通り。(左上、左)

やはり立派な家が目立つ(上)
 
ユニークな模様の入った煉瓦塀
変わった装飾ガラスの入った窓を持つメイン通り沿いの民家
集落の特徴は石垣・石塀

酒屋の看板(上)

古いと思われる民家(左)
 
小川島の町並み

庭の中に鳥居と小さな神社が祀られている家が複数ある(上)

低い石塀の径(左)
小川島の町並み
小川島の町並み
この坂を上ると鯨見張所へ行く
鯨見張り所の建物
小川島集落の俯瞰
参考資料 リンク
唐津市

参考文献