玉出 戦災のない大阪 戦前のアーケードが残る町 

大阪府
大阪市
西成区
玉出中1,2




交通

市営地下鉄四つ橋線玉出駅下車
南海岸里玉出駅下車




玉出





2011.03.08
玉出の地名はもともと、生根神社周辺を指す小字で、由来については不明。現在の玉出一帯は、明治時代までは勝間(こつま)村と呼ばれる農村地帯で、なにわの伝統野菜「こつまなんきん」の産地でもあった。大正時代に入ってから南海鉄道(現南海電気鉄道)玉出駅開業等を期に人口が急増して住宅地化が進み、1915年玉出町として町制を施行した後、1925年に大阪市に編入された。
玉出といえば大阪で激安で有名な「スーパー玉出」がすぐ思い浮かぶが、その本店が面している商店街が玉出本通商店街なるアーケード。そこから枝のように分かれているのが玉二商店街で、ここはまさに時間が止まったような昭和村のような空間となっている。看板に隠された建物は戦前の軒段々型の町家で、かなりの数が残っている模様だ。
今や大阪市内のどこに行ってもある激安スーパー玉出
その本店一号店がこれ。
玉二商店街は感動のレトロ空間

保存しているわけではないが、演出でもしているかのごとくキマッテいる。
アーケードや看板に隠れて気づかないけど、よく見れば大阪名物軒段々町家がたくさん残っている。
ここは角切のある軒段々町家
アーケードから次のアーケードへ
この空間こそ大阪のアイデンティティ(左)

玉出から帝塚山へ続く旧道沿いにあった長屋。(下)
参考資料 リンク
西成区

参考文献