久高 素朴な琉球の里が味わえる神話と伝説の島

沖縄県
南城市
知念
久高





交通
知念安座真港よりフェリー





久高




2015.05.23



久高島は、沖縄本島の太平洋に浮かぶ、知念岬の東海上役5.3kmにある周囲7.8kmの島。神話と伝説、美しい海浜、静かなたたずまいと素晴らしい自然環境に恵まれている。琉球の始祖アマミキヨが降臨し、五穀を初めて伝えたところといわれ、「神の島」として崇敬を集める霊地でもある。久高島には神話をはじめ祝女(ノロ)制度、イザイホー、ティーダーガーミ(太陽神)祭などが昔のまま伝えられ民俗的に貴重な島として注目されている。
沖縄では、竹富島や渡名喜島が国の重要伝統的建造物群保存地区になっていて、歴史的町並みがみられるが、ここ久高島の民家は古いかどうかはわからないし、赤瓦よりセメント瓦が多い。でも、赤瓦だって、草葺きからの変化形だし、セメント瓦だっていいものだ。琉球石灰岩あるいはサンゴ礁の石塀が随所にみられ、素朴な琉球の島里である。
知念安真座港からフェリーで渡る。

島の掲示板(左上)

サンゴ礁の岩による石塀(左下)
 
久高の町並み
 
大里家
拝所の一つで琉球第17代尚徳王の伝説が伝えられている。

御殿庭(ウドンミヤー)
イザイホー神事の祭場となる場所(左上)

各家には雨水を貯めるコンクリート製の大きな桶がある(左上)

島の地下は地底湖(川)がある。貴重な水場。(上)
 
参考資料 リンク
南城市

参考文献