コザ 米軍基地によって一寒村から急激に発展した都市

沖縄県
沖縄市
中央1,2
上地1



交通







コザ




2006.12.24
コザという地名は、かつての越中村胡屋(こや)をアメリカ軍が誤ってよび、胡差の当て字を使用したことに始まる。第二次世界大戦前は人口八千人の一寒村だったが、戦後アメリカ軍基地が市域の大部分を占め、人口が集中した。基地依存型の消費都市で、第三次産業が80%を占める。
基地正門前の空港通りには米軍人相手に横文字の看板を掲げた物販店や飲食店が並んでおり、横田基地や横須賀のような米軍基地前独特の町並みが形成されている。胡屋十字路には現在、再開発ビルが建設途中である(2006年現在)。しかし、一歩裏側に回り込むと戦前の農村の基盤とした街が顔を覗かせる。空港通り南側の上地地区は谷になっており、所々にセメント瓦の平屋住宅が点在している。胡屋十字路の再開発ビルの西側から南へ延びる通りは土着の飲食店街。一方、空港通りの反対側はアーケード街である。さらに、空港通りの北西地域に入っていくと、農村時代に造られた巨大なお墓が住宅地の中に取り残されている。
空港通りの町並み。
空港通りの町並み。
空港通りの町並み。
空港通りの町並み。
空港通りの町並み。
空港通りの町並み。
空港通りの町並み。
胡屋十字路の一本西側の通り。南に向かって飲み屋やクラブが並んでいる。
胡屋十字路に建設中の複合施設。
上地地区の町並み
空港通り北西界隈の町並み。住宅街の中に沖縄独特の墓地群が現れる。(上)

バルコニーが深く、外階段のつく民家。(左)
参考資料 リンク
沖縄市

参考文献