金武 キャンプハンセン門前に広がる米兵相手の社交街

沖縄県
金武町
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2010.01.11
金武町の60%にあたるキャンプ・ハンセンは、県内最大規模の実弾射撃演習が実施されている米軍基地。門前の新開地は米兵を相手につくられた女性街である。ゲート前からまっすぐ伸びる「フレンドシップ通り」を中心軸に、奥行き約200m、長さ約500mが歓楽街となっている。英語や派手な壁画で飾られた看板建築が並び、独特の町並みを呈している。金武新開地は、コザのように白人街、黒人街といったエリア分けはされなかったそうである。しかし、両者のケンカは絶えず、一時は黒人街にしようとした黒人集団の動きもあったそうだ。
金武新開地は、沖縄のレストランで名物とされてるタコライス発祥の地でもある。タコライスは中米で生まれて米軍経由で沖縄に入ってきたタコスをアレンジした料理である。

国道329号線を那覇方面から近づくとまずこのゲートに迎えられる。(上)
国道329号線の基地に面した町並み。(左)
 
米軍基地キャンプハンセンの正門前。左に米国旗、右に日本国旗を取り付けたゲートからフレンドシップ通りが始まる。タコライス発祥の店はこのゲートの近く直ぐ。
フレンドシップ通りに面する大きな社交クラブハワイ(上)と通りの突き当たりにあるロック&ダンスホールのシャングリラ(左)
「東京TOKYO」という名のホテル
街の長手方向には二本の通りが通っていて一方通行でぐるっと回っている。
その通りに面した町並み。(左、左下)

金武町社交業組合(上) 

木造でセメント瓦をのせた伝統様式の民家もみられる。(左) 
参考資料 リンク
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参考文献