伊江島 城山の裾野に広がる農業と観光の島里

沖縄県
伊江村





交通





伊江島




2019.01.13




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沖縄本島北部、本部半島の北西約9kmにある。中央部がくびれたほぼ楕円形状で東西8.4km、南北3kmの1島1村の島。島の北海岸は断崖絶壁が連なり、南海岸はほとんど砂浜で島の中央から南海岸にかけて緩やかに傾斜している。北海岸からは旧石器時代のものとされる鹿の化石が出土、また縄文後期から弥生中期にかけての遺物が発見された具志原貝塚は、本土との交流を示す貴重な遺跡として国の史跡に指定されている。島のやや東寄りに標高172mの城山(伊江島タッチュー)がそびえ立ち、山の東西に広がる台地に1.244haの耕地が拓けている。第二次世界大戦の激戦地のひとつで、住民・軍人合わせて3,500人が犠牲となった歴史がある。戦後、島の64%が米軍の軍用地で占められていた。現在でも島の西部は演習場に使用され、立ち入り禁止となっている。島の基幹産業は農業で、キクの切花・葉タバコは県内でも有数の産地として知られている。島の周囲には美しいサンゴ礁がありダイビングでも有名だ。(「シマダス」参照)
伊江島行きのフェリーは、本部港から出る。平らな島だが真ん中にそびえる城山が特徴。
隣の水納島は、夏は海水浴客が訪れるため船便は多いが、冬は極端に少なく簡単には渡れない。今回の旅では断念した。
伊江島漁港から背後に城山を据えた市街地を望む。
この交差点が町の中心か。村役場の近くでRC造2階建ての商店が並ぶ。
同上の等高線に沿った通りの商店街。
等高線に沿った商店街から港の方向へ下る商店街。
沖縄らしいブリーズソレイユ(日除け庇)が特徴なRC造2階建ての商店街。
港のほうへやや下ったあたりの建物。2階に寄棟屋根を載せている。棟と下り棟のみ赤瓦(丸瓦)で、平部は金属スレート。
中心商業地区の町並み。
村役場前の商店。ハナブロックの屋根やバルコニーの手摺が沖縄らしい。

上図の公益質屋跡は第二次世界大戦時戦跡。

RC造平屋建ての民家(左上)

コンクリートブロック壁とセメント瓦の民家(左)
 
セメント瓦の木造民家。 
RC造の民家たち。
RC造の建物。パラペットのスリットが綺麗だった。
参考資料 リンク
伊江村

参考文献