姫島 塩田と豊富な水産資源で繁栄した島の集落

大分県
姫島村






交通
伊美港よりフェリー






姫島




2015.03.29



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瀬戸内海の西端、大分県国東半島の北にある国見町の北東5kmにある島。刺網や一本釣など沿岸漁業を主とする。塩田跡地を利用して始められた車エビ養殖は、大分県一村一品運動の代表的な特産品として、「姫島車エビ」の名前で全国に知られている。水産資源が富む地形にあり、漁期を定め稚魚の育成に力を入れているため、種変は魚の宝庫となっている。また豊かな自然に恵まれ、瀬戸内海国立公園の指定を受けている。いざなぎの命、いざなみの命が国生みに際し、生んだ女島がこの姫島だという説がある。(「日本の島ガイド シマダス」より)
中心集落は島の西側、南北を海で挟まれた平坦な地形である。一軒一軒の屋敷地は広く、付属屋と塀で囲まれた形式、主屋も平屋が比較的多い。姫島庄屋「古庄家」住宅が村指定文化財として保存公開されている。
姫島の町並み
海岸線近くは風を防ぐための塀に素朴な石垣が見られた

姫島の町並み
平地の姫島の集落は、屋敷地が広く付属屋や塀で囲んでいる。

姫島の町並み
不思議な洋館があった(上)
旅館が並ぶ通り(左)
姫島の町並み
姫島の町並み
土地に余裕があるのだろうか、比較的平屋が多い印象を受けた

姫島の町並み
姫島庄屋「古庄家(こしょうけ)」住宅

姫島の町並み
姫島庄屋「古庄家(こしょうけ)」住宅の洋館郵便局(上)
かつての塩田施設のあった場所には煉瓦蔵だけが残る(左)

参考資料 リンク
姫島村

参考文献