度島 農業と漁業で栄えたゆったりとした家並みの島里

長崎県
平戸市
度島
本村
飯盛





交通






度島





2018.04.31
平戸島最北端から最短距離で2.3kmに横たわる島。荒崎から観音崎に至る北西海岸は、標高40~60mの海食崖が発達している。平戸島に臨む南側に3集落がある。小高い丘が起伏し、平坦に乏しい。周辺を海に囲まれ、海洋性の温暖な気候である。旧石器・弥生時代の遺跡が出土・古墳もある。天文23年(1554)にキリスト教が布教され、500人ともいわれるキリシタンの島になったが、慶長2年(1597)には平戸藩主の命で改宗を強いられた。今ではキリスト教徒はいない。農・漁業が主で、就業人口の48%を占めている。昔から伝わる盆行事「盆ごうれい」は、大名行列形式で島内の神社・仏寺を回って奉納する島を挙げての行事。県の文化財に指定されている。(「シマダス」参照)
隣の的山大島にあった2つの集落は、いずれも港町としての造りだったが、度島飯盛集落は全然違っている。港近くには家がほとんどなく、丘の上に集落が形成されている。島は農業も盛んなようで、飯盛は農村集落としてみた方がよかろう。飯盛から本村まで徒歩30分くらい。本村集落に差し掛かったところ。なんだ、飯盛と変わらず農村か。ところが、港から眺めると、西側が漁村の程をなしていることが判明。武家屋敷だったようなお屋敷も残っている他、町並みも町家系であり、港町としての風情が感じられた。
度島の町並み
ひとつだけ高い山があるけど、全般に平坦な島だ

度島飯盛の町並み
度島飯盛の町並み
度島飯盛の町並み
度島飯盛の町並み
港近くには家がほとんどなく、丘の上に集落が形成されている。
度島飯盛の町並み
度島は農業も盛んなようで、飯盛は農村集落としてみた方がよかろう。
度島本村の町並み
飯盛から本村まで徒歩30分くらい。本村集落に差し掛かったところ。なんだ、飯盛と変わらず農村か。
度島本村の町並み
ところが、港から眺めると、西側が漁村の程をなしていることが判明。
度島本村の町並み
武家屋敷だったようなお屋敷も残っている他、町並みも町家系であり、港町としての風情が感じられた。

度島本村の町並み

度島本村の町並み
参考資料 リンク
平戸市

参考文献