長崎丸山 四大遊郭の一つ 蘭人や支那人も遊んだ港町の遊郭

長崎県
長崎市
丸山町
寄合町




交通

JR長崎駅より市電思案橋駅下車





長崎丸山





2005.06.17
長崎丸山町は、幕府の政策により寛永19年(1642年)に整備された遊郭で、大阪新町、京都島原、江戸吉原と並ぶ四大遊郭の一つに数えられた。「全国遊郭案内」の長崎市丸山遊郭より引用すれば、
「丸山遊郭は市の東方にあって、一寸した高台になっているので、付近の人々は「山(やま)」と呼んでいる。ゆるい傾斜地に、大小の妓楼がずらりと二十二軒も軒を並べて、料理店、芸妓置屋、等の紅燈、青燈が点在している中から、絃歌や、艶めかしいさんざめきが流れて来る辺りは、真に日本の花街らしい気分がする。」
という町だった。元禄年間には74軒の遊女屋があったという。
有名な料亭花月の表玄関が面する通りは「山通り」という目抜き通り。木造建築の検番所も残っているが、町並みとしては新しい。古い遊郭の町並みは、車の入れない路地に残っている。電車道から町に入っていく路地や花月裏の路地、寄合町あたりに見所がある。また長崎で有名なカステラの老舗「福砂屋本店」もこの丸山町にある。

路面電車が今も走る電車道。(左上)

昭和20年代後半の思案橋。長崎は原爆が投下された町だが起伏が激しいため谷筋の町は被災から逃れた。写真を見ると思案橋付近もそうであったようだ。(左)

 
 


丸山町・寄合町の街角風景。

有名な料亭花月。(上、左上)

有名な老舗カステラ「福砂屋本店」(左)
思案橋界隈は現在の飲み屋街。
参考資料 リンク
長崎市

参考文献
『赤線跡を歩く2』 木村聡 自由国民社