海尻 千曲川に沿う佐久甲州街道の旧宿場町

長野県
南牧村
海尻





交通
JR小海線海尻駅下車






海尻




2016.03.28



甲州と佐久を結ぶ佐久甲州街道は、難所である八ヶ岳山麓の高原である野辺山原を越えていく。野辺山原から佐久へ向かうと急坂を下り千曲川に沿うようになる。海ノ口、海尻、小海と山中なのに「海」が付く宿場が連続する。これは、八ヶ岳の噴火によって千曲川を堰き止めた湖沼群があったことに由来している。
旧海尻宿は、国造141号線から分岐した旧道に集落が形成されている。宿場町の面影を残す建物は少ないが、高低差があったり海鼠壁の塀があったりと景観的には良い。佐久甲州街道は、ここから佐久に向かうと、千曲川の左岸を通じる国造にたいして右岸を通うようになり、比較的伝統的な町並みが良く残っている。

海尻の町並み
海尻の町並み
海尻の町並み
海尻の町並み
海尻の町並み
海尻の町並み
海尻の町並み
小海線
参考資料 リンク
南牧村

参考文献