力石 千曲川とともに歴史を重ねてきた蔵並みの町

長野県
千曲市
力石




交通






力石




2009.08.23
千曲川の氾濫原に形成された農村集落である力石(ちからいし)という地名は、古く千曲川の洪水によって巨石が運ばれてきたことに由来するという。集落内にある神社には「力石さん」が祭られている。
かつては千曲川対岸の北国街道坂木宿へ通じる渡しがあった集落であり、幕末からは養蚕業で栄えた。旧街道沿いに長屋門や蔵を並べた特徴的な町並みは、その養蚕業の隆盛を物語るものであるが、善光寺平にかけての農村集落にはほかにも見られる共通した集落形態である。

村の地名ともなっている「力石さん」(上)と祭られている神社(左上)

旧街道沿いには長屋門や蔵が並ぶ特徴的な町並みが見られる。(左下、下)

力石の町並み
力石の町並み 
力石の町並み
このようなに表通りに沿って長屋門や蔵が並ぶ集落形態は、善光寺平の農村集落にも見られる。
参考資料 リンク
千曲市

参考文献