釜沢 南ア主峰赤石岳を臨む小渋川最奥の山岳集落

長野県
大鹿村
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釜沢
上蔵






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釜沢

上蔵





2019.05.02

このサイトで「天界(あまさか)の村」と呼ぶ山岳集落(山の上の集落)は、西日本を縦走する大断層「中央構造線」の周辺、特に太平洋側に分布している。その中央構造線が地表に現れ造られた谷が、南アルプスと西側の伊那山脈との間を高遠から南に走っており、周辺の斜面上に天界の村がいくつも見られる。大鹿村には中央構造線が露出している場所があり、天界の村が分布する一連の谷にあたる。大鹿村は、天竜川の支流小渋川(こしぶがわ)上流域を占めており、林業が営まれている。中心集落は落合で、1961(昭和36)年の集中豪雨により甚大な被害を被った。
釜沢集落は、小渋川の最上流部で斜面上に形成された山岳集落の最奥である。釜沢の下で小渋川は二股に分かれ、いずれの谷の先にも南アルプスの主峰である赤石岳と烏帽子岳が眺望できる。古民家の特徴は、かつては板葺きだった勾配の緩やかな切妻屋根で、現在では金属葺きに

中央構造線と「天界の村」がある山地・山脈(上)

小渋川の谷の先に見える赤石岳(左)
釜沢の町並み
釜沢の町並み
釜沢の町並み
釜沢の町並み
上蔵(わぞ)の町並み(上)

沢戸の町並み(左)
参考資料 リンク
大鹿村

参考文献