稲核 野麦街道でもたらされた稲核菜の里

長野県
松本市
安曇
(旧安曇村)
稲核




交通






稲核





2012.07.15
 稲核は、松本と飛騨を結ぶ野麦街道、梓川沿いの宿場町。この地で採れる野沢菜に似た稲核菜は、今からおよそ300余年を遡る江戸時代、野麦峠を越えて持ち込まれた飛騨の赤カブ原種とされ、歳月と共に稲核地区限定の固有種となった。栽培量も少なく幻と形容されるようになった。
 鉤曲りの残る旧宿場町は、町並みとしてはあまり残っていないが、松本平に近い土地らしく海鼠壁の座敷蔵・店蔵が2棟見られた。
稲核の町並み
稲核の町並み
かつては商家だったのだろうか、松本平で見られる海鼠壁の蔵造り
稲核の町並み
稲核の町並み
稲核の町並み
稲核の町並み
以前は何棟もあったと思われる屋敷だが、海鼠壁の座敷蔵一棟だけ残されていた。

稲核の町並み
参考資料 リンク
松本市

参考文献