佐土原 宮崎市に中心の座を奪われたかつての城下町

宮崎県
宮崎市
佐土原町
上田島




交通
JR日豊本線佐土原駅よりバス





佐土原





2015.03.27
佐土原は、江戸時代、薩摩藩(島津氏)の支藩佐土原藩の城下町であり、明治以降も日向の中心地として発達した。しかし、宮崎市が県庁所在地となり、観光都市として栄えると佐土原は寂れてゆく。現在の佐土原を訪れると、どこが中心市街なのかわからないほどである。城下町の町人町がその後の商店街となっており、古い町並みも新町の旧阪本家住宅くらいしか残っていない。
かつての佐土原の町並み(上)
佐土原新町の町並み(左)
佐土原新町の町並み
旧阪本家は、江戸時代から続いた味噌醤油醸造販売を営む旧商家で、この建物は隆盛を極めた明治期において建築されたものである。佐土原の町家は、切妻妻入の基本形と、切妻・入母屋の平入の型に分かれる。
佐土原人形は佐土原の特産
佐土原新町の町並み
佐土原新町の町並み
佐土原新町の町並み
佐土原新町の町並み
佐土原新町の町並み(上)

古地図で遊郭のあったエリア。スナックなどの名残はある。(左)
スナック建築
参考資料 リンク
宮崎市

参考文献