米良
村所
九州山地一ツ瀬川上流域の山岳集落の町場

宮崎県
西米良村
村所




交通





村所




2003.04.24
 米良荘は九州山地南東部、一ツ瀬川の上流域一帯を指す地方称で、現在の宮崎県西米良村、西都市東米良地区・寒川地区辺りをいう。谷が深く平地が無いため、集落は尾根の緩斜面を見つけるように形成されている。
 米良荘は現在宮崎県だが、かつて人吉藩(熊本県)に属し、菊池(米良)氏がまかされて支配していたから、昭和18年に米良街道が高鍋へ開通するまでは熊本県との関係が密接であった。いまでも村内で済まない買い物は熊本県湯前へ出るようである。
 村所は西米良村の中心市街で、一ツ瀬川と並行する米良街道に沿って町が形成されている。古い町並みではないが山里の町場としての雰囲気がある。川の対岸にある集落は、石垣の段々集落になっている。
村所の米良街道の町並み。
一ツ瀬川に対して町と反対側の集落
村所集落
村所集落
菊池記念館。この上に歴史民俗資料館があり、菊池氏、焼畑農具の展示が見られる。
参考資料 リンク
西米良村


参考文献