松島 日本三景松島を望む観光で栄えた町並み

宮城県
松島町
松島町内





交通
JR仙石線松島海岸駅下車






松島





2016.08.18


松島丘陵が沈降してできた溺れ谷で、大小260余の島が点在する景勝地は、丹後の天橋立、安芸の宮島と並ぶ日本三景の一つ。島々を眺める海岸には、1609年に伊達政宗によって再建された国宝の瑞巌寺、重要文化財の五大堂・観瀾亭などがある。
瑞巌寺の東に隣接した一画は御水主町(おかこまち)といわれ、仙台藩主等が松島遊覧の際の御座船を操った水主衆(かこしゅう)が集団で住んでいた町である。水主は瑞巌寺造営当時(1605年)、地元や和歌山・静岡・愛媛などから雇用されてこの地に住み、往時には48軒を数えた。今ではその区画と復元された民家がある。
日本三景松島の景観
海岸通り(国道48号線)の町並み
土産物屋や飲食店、旅館が建ち並ぶ
瑞巌寺参道(発掘作業中)の入り口角に建つ建物が修復工事中
望楼
かつては展望台として営業していたが現在閉鎖されていた
五大堂の東側は大きな駐車場になっており、土産物屋が建ち並ぶ。その町並みは昭和後期のレトロ
町内地区の町並み
瑞巌寺まわりの街で、石畳が敷かれ良い町並みである
水主の復元民家
藩の定めにより茅葺、寄棟造、表通りに面して出格子と蔀戸を設け、冠木門等を構え天井は上げなかった。昭和51年の最後に残った1棟をここに移築復元した。
町内の町並み
石畳は塩竈神社参道でも敷き詰められている石と同様。
こういう洞窟のような場所が随所にある
瑞巌寺東の陽徳院前 
御水主町のかつての様子
旧御水主町の現在
参考資料 リンク
松島町

参考文献