大湊 造船業から伊勢参宮の港として栄えた板壁の町

三重県
伊勢市
大湊町




交通








大湊




2008.12.26
伊勢市大湊は、宮川と五十鈴川の三角州にある河港町である。南北朝時代の軍港以来、造船業の町となった。明応7年(1498年)大地震で、自治都市として経済力を誇った港町は壊滅した。近世は海路からの伊勢参宮者の上陸港となった。その後、宮川による土砂堆積が進んで大型船は入港できなくなったが小型船舶の造船業は続いている。
古民家の特徴は伊勢地方独特のもので、下見板張、妻入り、妻面の屋根下が二十壁になっている様式である。1階の軒先にも雨の吹き込みを防止する下がりの幕板がついている。
下見板張りの木質系の町並み。
紀伊半島東岸は雨量が多いためこのような様様式になったのであろう。
表通りの町並み(左)

表通りから入った通りの町並み(下)

表通りから入った通りの町並み(上、左上、左)
参考資料 リンク
伊勢市

参考文献