西木屋町通 高瀬川に面する木屋町歓楽街の裏通り

京都府
京都市
下京区
天満町
市之町
船頭町



交通
阪急京都線河原町駅下車徒歩





西木屋町通




2007.05.08
高瀬川は物資を運搬する運河として、慶長16年(1611年)から十八年かけて、土木技術者角倉了以によって計画され開通した。起点は二条通、終点は淀川に接続する伏見港で、全長10キロに及ぶ。江戸時代初期から大正期まで、高瀬川には高瀬舟が運航され、他国から日常的な消費物資が大量に運び込まれていた。
その高瀬川の東岸に沿って造成されたのが木屋町通りである。明治28年、平安遷都1100年祭記念の時にこの通りに本格的市電が開通した。木屋町という名の通り、道筋に沿う町は木を扱う商家が軒を連ねていた。町が充実するとともに人々が集まるようになり、先斗町という遊廓をはじめ歓楽街として姿を変えていった。
現在の高瀬川は東岸に木屋町通り、西岸に建物がびっしり建っている。西木屋町通りはその川岸の家々の入口が並ぶ通りで、七条から三条まで続いている(途中立誠小学校部分はなし)。川沿いには飲食店が多いため先斗町ほどではないが遊廓のような雰囲気もある。
西木屋町通の町並み
松原通付近
西木屋町通の町並み
天満町付近

西木屋町通の町並み
天満町付近
西木屋町通の町並み
市之町付近
高瀬川(上)

西木屋町通の町並み
船頭町付近(左)

西木屋町通の町並み
船頭町付近
四条河原町
高島屋デパート前に残る近代建築の小さなビル
参考資料 リンク
京都市

参考文献