湯島 天草と島原の中間有明海にぽつんと浮かぶ島

熊本県
上天草市
大矢野町
湯島




交通
大矢野町江樋戸港より渡船





湯島





2016.02.28

有明海に浮かぶ湯島は、上天草市大矢野島の江樋戸港より渡船で40分、天草と島原半島の丁度真ん中に位置する。今から350年前の天草・島原の戦いでは、重要な位置を占めた。当時のキリシタン信徒のリーダーたちが島に集まり、作戦を話し合ったことから、別名「談合島」と呼ばれている。亜熱帯植物のアコウ樹が繁り、独特の雰囲気を持つ。(「シマダス」参考)
この島の集落に関する情報はほとんどなく、地形図や空中写真を分析する中で注目した。集落は島の南斜面に形成されており、港から見て西側の中心集落から丘上に向かって斜めに上っていく横道が主軸のようになっており、上下で別々の構成になっている。一方、東地区は港からの縦道構造で横道が少ない。

湯島の町並み
有明海を走る渡船(左上)
東地区の斜面上集落(上、左下)

湯島の町並み
東地区の斜面上集落

湯島の町並み
斜面上を横に走る主軸の通り
湯島の町並み
壁面に富士山の絵が描かれた民家
湯島の町並み
西地区の町並み
参考資料 リンク
上天草市

参考文献