人吉

熊本県
人吉市




交通










2003.04.23
熊本県人吉盆地の中心都市で、日本三大急流のひとつ球磨川を挟んだ城下町である。球磨川の南側に城址と武家屋敷町、北側が商業地となっている。鎌倉時代から約700年間にわたって相良氏の城下町として発展、近代は製材、竹木材加工、和紙製造業で栄えた。商業地は温泉場でもあり、駅付近から3kmにわたって林・相良・昭和・極楽・地獄などの温泉がある。
川の南側地区は、城址の石垣と大手門、武家屋敷が1棟保存されてる程度で、古い町並みには至っていない。川の北側は、所々に古い町家が残っており、寂れてはいるが温泉客や地域の中心地らしく夜はネオンの賑わいを見せていた。
人吉は日本三大急流のひとつ、球磨川下りの出発地。(写真は20年前に撮影したもの)
淵田酒造
国道445線に並行する1本北側の通りに古い町家+昭和戦後の町並みが見られる。
公衆浴場「新温泉」。建物、脱衣所、浴室、体重計など、どれをとっても時間が止まっている。ノスタルジーマニアは必見の銭湯。この先の路地を入っていくと2階バルコニーの古い建物があったので、この辺りはかつての遊郭であったのかもしれない。
国道445号と川の間に一皮、3階建が並ぶ一角がある。香港の町角かと錯覚するような町並み。
球磨川の大橋を北側に渡ったあたりが商業中心で、夜のネオン街は昭和の地方歓楽街の雰囲気を残す。
「銀の露ビル」という名称といい、角にタバコ売店がついている形状といい「昭和」である。
参考資料 リンク


参考文献