御所浦島 天草諸島の離島 養殖と夏ミカンと恐竜化石の島

熊本県
天草市
御所浦町
御所浦
古屋敷
嵐口





交通
棚底港より定期船





古屋敷

嵐口





2018.07.28



天草上島の南東5km、御所浦町内有人3島の中で一番大きな島。御所浦とは、景行天皇の西国巡幸時に行宮が置かれたという伝説にちなむ地名だ。6集落が点在し、いずれも家が密集している。島の周辺には、養殖イケスが点在し、全国の離島の中でも屈指のタイとトラフグの養殖規模を誇る。温暖な気候を利用して甘夏ミカンを中心とする柑橘類の栽培も盛んである。地質的に歴史が古く、平成9年には島内の白亜紀の地層から国内最大級の肉食恐竜の歯の化石を始め草食恐竜の骨の化石やたくさんの貝の化石が発見された。「全島まるごと博物館」をテーマにした町おこしを展開中だ。古くはタタラ製鉄が行われていた地区もある。島の中央、標高442mの烏峠からの眺望が素晴らしい。(「シマダス」参照)

ジオパークで村おこしをしている。港近くの公園の恐竜模型。(上)
御所浦古屋敷の町並み
御所浦古屋敷の町並み
集落の端部にみられる石垣の擁壁
御所浦古屋敷の町並み
縦道のメインストリート
御所浦古屋敷の町並み
御所浦古屋敷の町並み
鏝絵のみられる家が数棟あった
御所浦古屋敷の町並み
屋根の造りが見事
御所浦古屋敷の町並み
御所浦港
御所浦古屋敷の町並み
もう一つの縦道メイン。ごろた石の石垣が美しい。
御所浦古屋敷の町並み
神社前の一角
御所浦古屋敷の町並み
神社前の一角
御所浦古屋敷の町並み
神社前の一角
御所浦古屋敷の町並み
路地にあった鏝絵
御所浦嵐口の町並み
御所浦嵐口の町並み
嵐口は斜面上の密集系漁村
御所浦嵐口の町並み
参考資料 リンク
天草市

参考文献