鵜来島 磯釣りの聖地として多くの釣人が訪れる石垣の島

高知県
宿毛市
沖の島町
鵜来島





交通
宿毛片島港より定期船






鵜来島





2017.07.16
宿毛市の南西約23km、黒潮おどる太平洋に臨む島。標高250mの竜頭山が最高点で、断崖絶壁が取り囲む。かつてはイモ、ムギの段々畑が天まで届いていた。沿岸一本釣漁業主であり、磯釣りのメッカとしても有名。島は、伊予宇和島領に属していたが、土予国境争い経て明治7年高知県に編入された。古くは「浮島」とか「天蓋島」または「卯来島」と呼ばれていた。宇和島領350石という高禄の侍の悲恋の伝説があり、島には今も小社が祀られて延元様と呼ばれている。(「シマダス」参考)
冬の季節風(西風)から守られるように山を背にして東側に向いた緩斜面上に集落が形成されている。隣の沖ノ島の母島や弘瀬と同じ様に島で採れる(というより島自体が花崗岩でできている)石をふんだんに使った石垣の集落だが、規模は小さい。その割に港には立派な鉄筋コンクリート造の小中学校校舎が建っている。集落の家々も昭和40年代から50年代と思われる造りだから、その頃漁業が盛んでかなり住人がいたのであろう。今では廃校となり島の集会所的な使われ方をしている。若い島民は子育てもありみな宿毛市片島に住んでいるが、釣宿は島内にある。しかし、片島から渡船による釣利用以外では泊まれない。唯一、釣り客以外の利用ができる民宿が一軒ある。
鵜来島の町並み
鵜来港
鵜来島の町並み
鵜来港の小屋のアート画

鵜来島の町並み 

鵜来島の町並み 
鵜来島の町並み
鵜来島の町並み
鵜来島の町並み
鵜来島の町並み
鵜来島の町並み
鵜来島の町並み
鵜来島の町並み
鵜来島は海釣の聖地
尾長グレやクチブトグレ(メバル)は釣り人でなくても魅了されるほど美しい
参考資料 リンク
宿毛市

参考文献