藤沢 旧東海道の町並みと駅前のディープな飲食店街

神奈川県
藤沢市
藤沢
本町





交通
JR東海道線藤沢駅下車





本町


藤沢





2017.05.21


藤沢は旧東海道藤沢宿から発展した街。藤沢宿は、慶長6年(1601年)東海道五十三次の宿場として誕生した。天保14年(1843年)頃の記録によれば、宿場の人数は4089人、家数919軒、本陣1、脇本陣は大久保坂戸に各1軒、問屋場2軒、旅籠は大鋸橋(現遊行寺橋)付近に45軒あったという。藤沢宿は、主要街道(東海道、鎌倉道、大山道、江の島道)の分岐点として通行する人々でにぎわい、特に大山詣、江ノ島詣の旅人の宿泊、遊興の場所として賑わった。明治になって地の利を生かした問屋業を中心に発展、また農作物の集散場として肥料販売業や農作物を買い入れる米穀肥料商が居を構え流通地として栄えた。大正12年の関東大震災や戦災、自然災害、大火があったが、当時の面影を残す土蔵や町家が点在している。
一方、東海道藤沢駅は、汽車を既成市街地から遠ざけようとしたため旧市街である本町からかなり離れた位置にある。現在の商業地は駅周辺であり、旧市街との間の商店街はさほど発達していない。その一つである銀座通りの裏には、かなりディープな様相を呈した夜の飲食店街が形成されており、現在次々とマンションへの再開発が進行している。ディープな街は1,2年で消える勢いだ。
藤沢駅前のさいか屋デパート
旧市街(本町)へ向かう銀座商店街が、さいか屋の脇から始まっている。

銀座通り商店街の裏には、辰巳新地というディープな夜の町が形成されている。建物は次々に再開発で姿を消しているようで、なぜか蔦に覆われた建物が多い。

辰巳新地の町並み

辰巳新地の町並み(上、左上)

旧東海道藤沢宿エリアの町並み
旧東海道藤沢宿エリアの町並み
旧東海道藤沢宿エリアの町並み
旧東海道藤沢宿エリアの町並み
旧東海道藤沢宿エリアの町並み
旧東海道藤沢宿エリアの町並み
旧江ノ島道の町並み
参考資料 リンク
藤沢市

参考文献