岩手県
釜石市
佐須
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唐丹湾は、釜石市南東岸、大根崎と死骨崎に囲まれた湾。
花露辺は湾北岸の入り江に形成された漁村で、隣の本郷は江戸時代から「唐丹の唐船」といわれ港集落として発展したという。
半島を通る村道は高いところを走っているが、釜石湾に面する尾崎からトンネルで半島と反対側の佐須に出る。
三陸リアス式海岸の半島と半島の間の海は、瀬戸内海のように波が穏やかで静かである。しかし、昭和８年の三陸津波（リアス式海岸であるが故、津波が増幅される）ではいくつかの集落が被害を受けている。その対策で、巨大な防潮堤を築いている場合が多いが、この佐須では当時被害が少なかったのであろうか、防潮堤はない。
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