古市 摂津・播磨と篠山をつなぐ街道の分岐点

兵庫県
篠山市
古市




交通

JR福知山線古市駅下車





古市




2005.04.23
篠山から街道を進んで古市の旧宿場町に入る。
丹波ながら平入の町家が軒を連ねる。
丹波特有の切妻妻入で、正面から見て大小の屋根がずれて構えるタイプの町家。福知山線沿いの町並みに良く見られる形態である。
古い入母屋屋根の民家が残っていた。これも平入。

兵庫県内でよく見る丸穴の窓。
緩やかなカーブを描く旧宿場町。
古市の駅に近い町の真ん中あたりに間口の広い2棟の町家が並んでいる。
2棟並ぶ町家は同じような規模と形態であるが、一方は黒で一方は白。古い町並みというのは基本様式を合わせながら、後から建つ物がなんらかの差別化を図ろうとして変化するから面白い。
黒漆喰の町家は1階の格子がまことに美しいものであった。
街道を進むと分去れが近づいてくる。(左)

右は播磨姫路へ、左は大阪への分去れ道標。(下)

分岐から播磨姫路へ向う旧街道(左下)
参考資料 リンク
篠山市

参考文献