根室 今でも賑わいを失っていないわが国最東端の都市

北海道
根室市
本町
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清盛町





交通
根室本線
根室駅下車






根室





2011.09.24
根室とは北海道東部の根釧台地の大部分にあたる旧国で、北海道11国のひとつ。開発は、宝暦4年(1754年)に、松前藩が珸瑤瑁(ごようまい)水道の航路を開き、根室港を交易地としたことにはじまる。明治2年(1869年)開拓使庁根室出張所が置かれ、1882年に県が置かれ、そして1897年の根室支庁開設で、根室地方+千島列島の行政の中心となった。産業としては、明治以降水産都市として発展し、サケ・マス・タラ・カニ・コンブを水揚げし、水産加工業が活発である。また、半島内陸部は酪農が中心である。地名はアイヌ語の「ニムオロ」(樹木が繁茂する所)に由来する。
中心市街地は、北海道の都市らしく整然とした町割りであるが、結構起伏のある土地に線を引いているため町割りと地形が関係していない都市構造をしている。高い場所を通る国道44号線沿いに行政施設があり、港との間に中心市街地が形成されている。町並みとしては、洋風下見板張りの建物や煉瓦蔵等を随所に見ることができ、繁華街には賑わいもあり、最果ての街ながら歩いて楽しい町並みである。

根室駅

大正町/国道44号線沿いの下見板張りの建物(左)
丘上の駅から港へ下る通り
この通りを下ったところが町の中で一番低い場所で、両側はまた高くなっている。
清盛町の碓氷酒造
清盛町の碓氷酒造
北斗町の住宅街
本町海岸通りの町並み 
本町海岸通りの町並み 
本町
港へ下る坂道
本町の埋立地の石畳
明治時代根室の大実業家柳田藤吉が行った根室前浜の埋め立て。明治33年に約2.6haの広大な埋立地を築き、産業の発展に大きく貢献した。
花咲町の町並み 

梅ヶ枝町の歓楽街 
参考資料 リンク
根室市

参考文献