上湧別 兵村以来農業で発展したオホーツクのまっ平らな町

北海道
湧別町
中湧別
緑町港町




交通






中湧別



湧別




2011.09.23
北海道北東部のオホーツク海に面する町。地名は、アイヌ語「ユペオツ」(サメ)に由来する。オホーツク海に面するまっ平らな土地に入植した屯田兵は、りんごや薄荷栽培等で成功し、農業を中心に発展した。町は、大地に線を引かれ形成された屯田兵村そのものの町割り。オホーツク海の港を持つ湧別(旧湧別町)、中湧別、上湧別(旧上湧別町)と一直線の道路に面して間隔を置いて形成され、かつての商店街や歓楽街、廃線になった駅等の面影を残している。
中湧別
国道242号線は幅が広くバイパスのようだが、これが町の主軸の商店街。北海道では珍しくない。
中湧別
国道を挟んで並ぶ両側の商店でそれぞれ一棟づつ古い建物があり、周りより道路にはみ出している。かつての道路幅の位置を示すものであろう。
中湧別
北海道でよく見かける看板建築。東京などで見かける看板建築は妻入りだが、北海道は平入り片流れ屋根。雪を後ろへ落とす目的である。
中湧別
町の主軸である国道242号線
中湧別
北海道らしい下見板張りトタン屋根の古い民家。

中湧別
旧映画館や飲み屋が集まる一角が残っていた。旧中湧別駅前にあたる地区。
中湧別
洋風の写真館(左)
旧中湯別駅(下)

湧別の町並み
湧別漁港
漁船を陸に引き上げて修理をしていた。
参考資料 リンク
湧別町

参考文献