斎島 古くから神霊の宿る島として信仰を集めた島里

広島県
呉市
豊浜町
斎島





交通
大崎下島久比港より定期船
豊島豊浜より定期船






斎島





2016.01.08



呉市仁方港から高速船で30分の豊島、そこからさらに定期船で南へ25分の海上、愛媛県との県境に位置している。古くから神霊の宿る神の島として、往来する船人や近隣の人々の信仰を集め、斎内親王から幣帛料(へいはくりょう)を賜っていたという故事から斎島と名付けられたとされる。寛文年間(1661〜73)豊島から移住者があり、庄屋も置かれた。江戸時代末期には80万積以下の船30隻を数えている。明治22年までは斎島村として独立していた。昭和初期には船員を多く輩出し、戦後の昭和25年には人口385人を数えていたこともある。現在は柑橘栽培と漁業を中心とした静かな島となっている。(「シマダス」参照)
斎島まで35分。途中、二つの港に立ち寄る渡船のダイヤだが、近づいて汽笛鳴らしてお客らしき反応がなければスルーしていく。路線バスのようだ。
斎島の町並み
斎島の町並み

斎島の町並み

斎島の町並み
式台の玄関まで付いている。煉瓦塀のデザインも凝ってるし、外壁に装飾も施されていた。
斎島の町並み

斎島の町並み 
斎島の町並み
斎島の町並み
参考資料 リンク
呉市

参考文献
(財)日本離島センター『日本の島ガイド シマダス』1998年