金古 旧三国街道 豪農の大門が残る宿場町

群馬県
群馬町
金古

旧三国街道 北方向を見る

神保家 代々名主を務めた豪農
門番部屋付の大門が残る

神保家の主屋
金古宿は、高崎を起点とした旧三国街道の最初の宿場町である。江戸時代の初期に宿場町として成立した。
宿場の中心に天王様があり、この近くの「常仙寺」は街道成立当時に開山した寺であり、宿は、上・下に二分されていた。
宿場には代官所があり、神保氏が代々領内を治めていた。神保家住宅は、今も母屋と圏舎(牢屋)、表門などが残っている。
門柱には慶応四年(1868)世直し一揆で受けた襲撃の跡が残っている。
かつての町並みは旅籠屋、茶屋が並んでおり、次第に遊廓化していったという。今では高崎・前橋の郊外農村といった感じで、通り過ぎただけでは宿場だったとは気がつかないほど家並みは途切れており、パチンコ店や空き地が挟まれている。

交通

JR上越線
群馬総社駅下車
西方4KM


県道25号金古



参考資料 リンク
群馬町のホームページ
日光例弊使街道(上州の街道)

参考文献