山家 復元された講口が見られる筑豊六宿のひとつ

福岡県
筑紫野市
山家



交通

JR筑豊本線山家駅下車

国道200号線




山家




2003.12.27
山家宿は長崎街道第6番目の宿場、筑前六宿のひとつである。L字型の宿場町は、西の端に講口が復元されており、東の講口は無くなっている。山家宿は、長崎街道と福岡熊本を結ぶ街道との交差点であり、宿場の外で交わっている。
旧宿場町の半分は国道200号線とは重なっているため、余り古い民家は残っておらず交通量も多いl。後半分は、中ほどで約90度曲がっていて国道とは分かれ静かな町並みを形成している。古い建物は全体的にあまり残ってはいない。
西の講口は後に復元されたもの。
国道から折れいったん北上する旧街道沿いの町並み。妻入の塗込造の町家が一軒だけあった。
山家宿 郡屋跡
郡屋とは、その郡内の村役人たちが集まって、郡奉行の通達を受けたり、参勤交代の人馬役の打ち合わせなどをする施設で、主要な宿場に置かれていた。
国道200号線沿いの民家。
変わった屋根と軒形状。
このような途中まで煉瓦を積み上げた蔵を北九州では見かける。
参考資料 リンク
筑紫野市

参考文献
『図説 日本の町並み12 南九州・沖縄編』 太田博太郎他 第一法規