戸畑 石炭港若松の対岸に位置する工業都市

福岡県
北九州市
戸畑区
中本町




交通
JR鹿児島本線戸畑駅下車






中本町商店街





2017.06.09
戸畑は、近世から明治中ごろまで単なる農村であった。明治20年代、洞海湾の対岸の若松が筑豊炭田からの石炭の積出港として栄えはじめると、戸畑にも石炭に関連した工場が建ち始めた。大正末期から昭和初期にかけて埋め立て工事や市街地の土地区画整理進み、工場地区にも数々の企業が進出した。しかし、戦後、大手工場の転出が続き、人口は昭和35年をピークに減少へと転換する。
戸畑駅前の中本町はアーケードがつづく立派な商店街で、黒崎や小倉と同様に、主軸のアーケード街に対して枝のように木造の小規模なアーケードが配されている。都市計画で斜めのあやめ通りがアクセントとなっており、町割りに変化を与えている。
駅前から中本町商店街へ向う通り
中本町商店街の中を貫く斜めの道(あやめ通り)が斬新である。

中本町十八軒通りの町並み

中本町十八軒通りの町並み

中本町界隈の町並み
中本町界隈の町並み
中本町界隈の町並み
浅生町の町並み
浅生町の町並み
旧八幡市役所
リファイン建築で外装の形は保存されているものの、タイルは新材。
参考資料 リンク
北九州市

参考文献