能古島 福岡市街が至近に見える草屋根の残る島

福岡県
福岡市
西区
能古





交通
姪浜港より渡船






能古島





2016.12.25


博多湾に浮かぶ島で、昭和16年に福岡市と合併する以前は早良郡残島村の1島1村の自治体だった。江戸時代は江戸や大坂に米を運ぶ廻船業で栄えた筑前五カ浦(五カ浦廻船)の一つだった。『延喜式』に「筑前国能巨島牛牧」の記述が見られ、牛の放牧地になっていたらしい。のちに野生鹿が繁殖し、「鹿垣」という詩情あふれる鹿の柵が築かれ、今日に伝えられている。小説「火宅の人」の作家・檀一雄の愛した島として知られる。「シマダス」三章)
島からすぐそばに福岡市街が見えるほど近い。姪浜港から頻繁に船が出ており、所要時間も10分と短いため、週末の別荘や通勤者もいるのだろう、そのような住宅も見受けられる。島には寄棟草ぶきトタンカバーの民家を多く見ることができるのも、他の玄海諸島の島と比較した場合の特徴といえる。
港周辺の旅館や料亭
港周辺の旅館や料亭
能古江ノ口の町並み
能古江ノ口の町並み
能古江ノ口の町並み
能古江ノ口の町並み
能古江ノ口の町並み
能古江ノ口の町並み
能古江ノ口の町並み
参考資料 リンク
福岡市

参考文献