宗像大島 歴史的に玄界灘の重要な拠点となっていた島

福岡県
宗像市
大島





交通
宗像市神湊港よりフェリー





宗像大島





2015.05.02


宗像市神湊の北西約7km、玄界灘に浮かぶ大島は、東西3.2km、南北2.7kmの瓢箪型をしており、福岡県で最も大きな島である。「万葉集」や「古今和歌集」にも登場し、海賊や水軍の根拠地、密貿易の中心地になっていたこともある。明治以降は石炭運搬船の寄港地でもあった。大島には宗像大社の中津宮、沖ノ島には沖津宮があり、本土の辺津宮とほぼ一直線上に並ぶ。島の近海は魚介類が豊富な筑前海域随一の漁場でもある。(参考「シマダス」)
歴史的にも重要な島であったこと、漁業が盛んであったことなどから、集落の規模もグレードもそこそこである。現在の船着き場は宗像大社中津宮の近くであるが、かつてはやや北東にあったと思われ、その近くに木造三階建てをはじめとする旅館だった建物が集まっている。海岸線の通りから一本内陸に入った通りに商店が並んでおり、町の商業中心であった。また、そこから内陸部へ足を運ぶと一転して農村の様相を呈し、茅葺屋根の農家や蔵などもみられる。
宗像大島の町並み
宗像大島の町並み
海岸線から一本入った通り
宗像大島の町並み
海岸線から一本入った通り

宗像大島の町並み
旧旅館が集まる一角
宗像大島の町並み
宗像大島の町並み
宗像大島の町並み
宗像大島の町並み
宗像大島の町並み
内陸部に入ると農村の風景に一転する
宗像大島の町並み
宗像大社中津宮
参考資料 リンク
宗像市

参考文献