黒木 大火の後に形成された入母屋妻入商家の町並み

福岡県
黒木町
黒木



交通

JR鹿児島本線羽犬塚駅からバス

国道442号線








2004.01.01
黒木は、中世・戦国時代は黒木氏の城下町であったが天正12年に落城した後、新たに形成された町人町。近世は谷口集落として繁栄した。町は溶岩台地上で南側を矢部川が流れる。町並みは上町、中町、下町と東西に展開しており、明治13年の大火の後造られた入母屋妻入の居蔵造町家が並ぶ町並みが見所である。
入母屋妻入造の町家が向かい合って並ぶ町並み。
九州の町家は一階軒から上が左右対称なのが特徴。
この家は珍しく左右対称ではないが、壁面は紺色地に白い花が舞っている。
2階壁と1階屋根の付け根に貼られた丸瓦、軒の波型漆喰塗込めなど、おしゃれな表現である。
比較的新し目の入母屋の民家。
妻入町家が並ぶ町並みにマッチしたスーパーマーケットの看板建築。
参考資料 リンク
黒木町

参考文献
『日本の町並みU 中国・四国・九州沖縄』 西村幸夫監修 平凡社