酒々井 城下町から旧成田街道の宿場町へと栄えた町

千葉県
酒々井町
酒々井
馬橋




交通
JR成田線酒々井駅、京成線京成酒々井駅下車






酒々井





2018.05.20


酒々井は、戦国時代には本佐倉城の城下町として、また江戸時代には佐倉藩の城下町、旧成田街道の宿場町、佐倉七牧(徳川幕府直轄の野馬牧場)の野馬会所(管理事務所)・野馬払い場の所在する地として栄えた場所である。
集落の中心に残る古い屋敷は、酒々井町登録有形文化財の島田長右衛門家・島田政五郎家。島田長右衛門家は江戸時代に幕府野馬御用を勤めていた家で広い敷地を有し、かつては宅地裏に野馬会所と野馬払い場が続いていた。隣接する島田政五郎家は島田長右衛門家の分家であり、やはり宅地裏に野馬払い場が続いていた。現在の建物は、明治10~20年頃に建てられた店舗兼住宅で、道路に面する店舗は南北棟、住宅棟は店舗と直交する町家づくりになっている。当時の商家の邸宅として「日本博覧図千葉県編」(明治27年刊行)にも掲載されていた。
酒々井の町並み
酒々井の町並み
酒々井の町並み
酒々井の町並み
酒々井の町並み
島田両家
酒々井の町並み
島田両家
酒々井の町並み
島田長右衛門家

酒々井の町並み
島田政五郎家(上、左上)
酒々井の町並み
酒々井の町並み
曳家工事を終えた商家
酒々井の町並み
酒々井町馬橋の飯沼本家
「甲子」の蔵元
曲り家は、新潟県から移築したもの
酒々井町馬橋の飯沼本家
「甲子」の蔵元
参考資料 リンク
酒々井町

参考文献