下総中山 鎌倉時代に開かれた法華経寺の門前町

千葉県
市川市
中山2,4
鬼越2

船橋市
本中山1,2





交通
JR総武線下総中山駅下車徒歩
京成本線京成中山駅下車徒歩






中山




2013.03.09

法華経寺は、鎌倉時代の高僧日蓮聖人が最初に開いた寺院である。今日、中山の鬼子母神として、天下泰平、五穀豊穣、万民快楽、子育守護等の祈願成就の御尊体として広く全国信徒の信仰を集めている。参道は、千葉街道(現国道14号線)の旧宿場町より分岐し、京成本線京成中山駅の北の黒門から始まり、仁王門の中に入ると両側に趣のある寺が並び、数軒の茶屋もある。一方、反対側はJR下総中山駅までレトロな商店街が形成されている。
千葉街道沿いは旧宿場町の町割りであるが、建物は明治期以降のものがわずかに残り徒歩時代の面影を残している。特に、木下街道が分岐するT字型交差点には、明治期の旧家である中村家の屋敷構えと建物が残されており、重要な町並み景観を呈している(現在、震災復旧工事中)。

JR下総中山駅から法華経寺参道へつながるレトロな商店街(左上、上、左)
京成本線の踏切を越えると黒門が見えてくる。
黒門
総門とも呼ぶ。ここからが門前町。
門前町の町並み
脇道の突き当りに銭湯が見えた
門前町の町並み
仁王門(左)と仁王門内側の町並み(下)
法華経寺祖師堂
聖教殿
ゾウの装飾がみられるインド風建築。設計は築地本願寺でも知られる伊東忠太。
千葉街道の町並み
千葉街道の町並み
千葉街道の町並み
木下街道分岐点に建つ中村家
2013年時点では震災復旧工事中
かつての姿
参考資料 リンク
市川市
船橋市

参考文献