三厩 北海道出航地として栄えた津軽半島北端のまち

青森県
三厩村
本町
増川




交通

JR津軽線
三厩駅下車





三厩




2002.08.10
津軽半島北端の漁村。地名は源義経伝説とからみ、義経の厩といわれる三つの岩洞が起源といわれる。北海道へ渡る最短地点にあるが交通不便のため長い間陸の孤島であった。昭和33年に津軽線開通以来急速に発展した。江戸時代は北海道への出航地で、昭和47年から三厩〜福島間のフェリーが就航していたが、採算面で平成10年以来休航している。
漁港は沿岸沖合漁業を中心に水揚げ。江戸時代は北海道への出航地。村域の9割が山林(国有林)で、良質なヒバが多い。竜飛岬や海底トンネルが観光資源となっている。

津軽線の終点である三厩駅は町から離れた場所にぽつんとある。津軽海峡線は三厩を外れた。町並みは港近くの本町と駅に近い増川に見られる。
本町は地形に沿ってくねくねとした町並み。通りの両側に商店が並んでおり往時の繁栄ぶりが伺える。
増川は鉄道開通後発展したのだろうか。北海道日本海岸にある番屋建築っぽいかたちの民家があった。
増川の町並み。
増川の目立つ民家。北海道日本海側の番屋建築っぽい。
上の民家を正面から見たところ。
増川の入り口にある洋風建築
本町は港の町並み。北海道渡航でかつては賑わったのであろう。
本町の町並み。
本町商店街の町家。
本町の町並み。栄えた頃の時代が建物の様式に繁栄される。昭和の看板建築が多い。
参考資料 リンク
三厩村

参考文献