湯沢 「東北の灘」とよばれた雪深い酒造業の町

秋田県
湯沢市
前森2,3
吹張2




交通

JR奥羽本線院内駅下車徒歩





前森



吹張




2005.05.22
湯沢は、横手盆地の南部の中心市街で、近世佐竹氏の城下町として発展した。「東北の灘」と呼ばれるほど酒造業盛んで、350年以上の歴史を持つ。
湯沢の町は南北に長く、中ほどの湯沢駅の付近は開発が進んでいるが、北と南に古い町並みが見られる。北の前森町は有名な両関酒造の町並みで、第一工場と第二工場ともに大きな町家を表通りに構え、背後に巨大な酒蔵(工場)となっている。南は吹張町付近で、古い町家が通りの両側に並ぶ町人町の町並みを形成している。なお、吹張町の東側にあたる荒町界隈は武家屋敷町である。
前森町の町並み
左の大きな敷地は両関酒造の第一工場。
前森町の町並み
両関酒造第一工場の主屋。


前森町の町並み

両関酒造第二工場の主屋。(左上、上)

両関酒造第二工場の酒蔵。(左中、左下)

吹張町の町並み
緑色の瓦と派手な出桁の町家

吹張町の町並み
参考資料 リンク
湯沢市

参考文献
『日本の町並みV 関東・甲信越・北陸・北海道』 西村幸夫監修 平凡社