羽後 前方に突き出したL型中門造りの古民家群

秋田県
羽後町
飯沢
軽井沢
門前





交通






飯沢


軽井沢


門前





2016.08.21
羽後町は、秋田県南東部、雄勝郡北西部を占める純農村地帯。近世初頭まで小野寺氏の支配下にあって出羽丘陵内陸部の要衝として発展した。丘陵地帯では、水系に沿って細い谷を開いた集落が散村状に形成され、棚田や茅葺屋根の古民家展開する。中でも軽井沢地区とその周辺で茅葺き民家の残存率が高く、飯沢地区には17世紀後半といわれる鈴木家住宅(重要文化財)がある。家々の形はこの地方の特徴である中門造りで、L型に片方の前面が飛び出した形式である。

鈴木家住宅の土蔵。家の中からつながっている。階段の石は院内石。
軽井沢地区の集落景観
軽井沢地区の集落景観
軽井沢地区の集落景観
門前地区の集落景観
門前地区の集落景観
田代地区の旧長谷山邸
参考資料 リンク
羽後町

参考文献
『日本の町並み 下巻』 苅谷勇雄・西村幸夫編著 山川出版社